難易度


26 Sep 2022

先日、サラダ音楽祭というものに行ってきました。
その中によい声で歌うためのワークショップというものがあり、「ドレミの歌」を通して歌う方法を教えていただくものでした。
私にはこれがなんだかとても楽しかったです。
ドレミの歌なんて子どものときに歌ったでしょ、何が面白いのよと言われてもおかしくはないのですが。
難しくない曲を題材にしていただいたから楽しく学べたのかもなあと思っています。

以前ピアノを習っていたときは、バイエルとかをやらずに、いきなり曲に取り組んでいました。 今にして思えばそれがちょっとよくなかったかも。
曲が弾けるようになるには、難しい曲であればあるほど練習がたくさん必要になり、時間がかかる。
時間がかかると楽しさや心地よさよりも前に嫌になってしまって、そしてやめてしまうんじゃないかなと。
だから、自分にとって無理がない難易度の曲を丁寧に弾くのが一番楽しいのではないかな。
楽しいから続くし、続くから上手になる、上手になるから難しい(目指していた)曲も弾けるようになる…という順番が良さそうに思えました。

これは音楽に限らないと考えています。
アプリケーション開発でも、Rustが良いとか流行っているとかって言っても、やっぱ難しいところはあると思いますし、まずは簡単なところから入った方が良いのでは。
(Rustは一例として挙げているだけです)
一番簡単なところまでいくと、各プログラミング言語の基礎文法かなあと思っています。
それだと簡単すぎてつまらないとかであれば、そのとき初めてもうちょっとレベルアップしたものに取り組むのが良いんだろうなと。
そんなことを考えました。

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